コロナ禍の「新規モダリティによる感染症予防」セミナーのお知らせ
2021年10月19日
「新規モダリティワクチンによる感染症予防」セミナーが開催されました。
開催日時 | 2021年10 月19日(火)15:00~19:00 |
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開催場所 | Web開催 ※なお、当日視聴できなかった方のために、後日YouTube配信も予定しています。 |
使用言語 | 日英同時通訳付き |
備考 | 詳細 / お申し込み:以下のウェブサイトをご覧ください。 https://zaidan.pasteur.jp/news/2021/news_20210921.html 参加費無料主催:東京大学医科学研究所(IMSUT)及びパスツール研究所の共同主催 共催:東京大学医科学研究所国際共同利用・共同研究拠点 後援:国立国際医療研究センター セミナー事務局:一般財団法人日本パスツール財団 座長:東京大学医科学研究所(IMSUT) 感染・免疫部門 ワクチン科学分野 石井健教授 |
■概要
2020年初頭より発生した新型コロナウイルスによるパンデミックはワクチン、治療薬の開発研究、そして感染症対策から予防接種事業に至る有事の対応がいかに重要かを我々に再認識させました。
このような状況の中で東京大学医科学研究所(IMSUT)は、コロナ禍で起きた破壊的イノベーションのうち、mRNAワクチンなどの新規モダリティや医療行政の危機対応による新たな感染予防の現状、課題、展望を俯瞰するオンラインセミナーをフランスのパスツール研究所と共同で開催します。
mRNAワクチンの開発研究の先駆者のProf. Drew Weissman(U Penn)や日本の医療側の危機対応に当たられた国際医療福祉大学副学長の鈴木康裕氏(厚生労働省前医務技監)ら、国内外の第一線の研究者、モノクローナル抗体メーカー、ワクチン政策対応の専門家が登壇し、講演、パネルディスカッションによる公開の議論を行います。
<プログラム>
15:00-15:05 主催者あいさつ1 東京大学医科学研究所所長、山梨 裕司教授
15:05-15:10 主催者あいさつ2 スチュワート・コール博士
15:10-15:40 講演1 東京大学医科学研究所 ワクチン科学分野 石井健教授
「ワクチン開発の歴史と国産RNAワクチンの動向」
15:40-16:10 講演2 ペンシルベニア大学教授 ドリュー・ワイスマン博士(録画出演)
「mRNAワクチンの開発(仮題)」
16:10-16:30 講演3 ペンシルベニア大学フェロー モハマド=ガブリエル・アラメ博士
「mRNA-LNPプラットフォームの若齢動物と高齢動物における免疫原性と保護作用」
16:30-16:50 講演4 パスツール研究所 自然免疫ユニット長 教授 ジェームス・ディ・サント博士
「SARS-COV-2に対する全身及び粘膜の異なる免疫反応」
(休憩10分)
17:00-17:20 講演5 医薬基盤健康栄養研究所 感染症制御プロジェクトリーダー 安居 輝人博士
「抗体バイオロジクスによる感染症の治療戦略-発見、最適化、モダリティ」
17:20-17:35 講演6 株式会社イーベック 代表取締役社長 土井 尚人先生
「ヒト末梢血由来抗体がCOVID-19の治療と予防に果たす役割」
17:35-17:55 講演7 パスツール研究所 体液性免疫ユニット長 ユーゴ・ムケ博士
「強力かつ広範なヒト抗ウイルスIgAモノクローナル抗体」
17:55-18:15 講演8 国際医療福祉大学副学長 教授 鈴木 康裕先生(前厚生労働省医務技監)
「ワクチン敗戦」の真実:同じ轍を踏まないために
18:15-18:55 パネル・ディスカッション
モデレーター:東京大学医科学研究所 ワクチン科学分野 石井 健教授
パネリスト:モハマド=ガブリエル・アラメ博士、土井 尚人社長、鈴木 康裕博士、ジェームス・ディ・サント博士、落合利穏氏
(EFPIA Japan事務局長)、松田文彦博士(京都大学大学院附属ゲノム医学センター長 教授)、アナワシ・サクンタパイ博士(パスツール研究所日本事務所代表)
18:55-19:00 閉会のことば